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田の神・山の神とは|春秋に去来する稲作の神
田の神・山の神とは|春秋に去来する稲作の神
田の神と山の神は、稲作農耕民の信仰では別々の神ではなく、春に山を下りて田の神となり、秋に山へ帰って山の神に戻る同じ一柱の神です。新潟では3月16日に家へ降り、4月16日に田へ出て、10月16日に再び家へ戻るというように、去来は観念ではなく暦の上で実行されてきました。
子授け神社の選び方|安産祈願との違いと祈願の流れ
子授け神社の選び方|安産祈願との違いと祈願の流れ
子授け祈願は、子どもを授かることそのものを願う祈祷で、妊娠前に受ける儀礼である。安産祈願は、妊娠5ヶ月頃の最初の戌の日に、すでに宿っている子が無事に生まれることを願うもので、願意も時期も異なるが、時系列ではつながっている。
アメノウズメとは|天岩戸で踊った芸能の女神
アメノウズメとは|天岩戸で踊った芸能の女神
アメノウズメは、古事記では天宇受賣命、日本書紀では天鈿女命と記される、高天原の芸能の女神です。天照大神が天岩戸に隠れて世界が闇に沈んだとき、伏せた桶の上で神懸かりの舞を踏み、神々を笑わせて岩戸を開かせた立役者として知られます。
神社の境内にあるもの一覧|鳥居・狛犬・手水舎の意味
神社の境内にあるもの一覧|鳥居・狛犬・手水舎の意味
神社とは、鳥居の内側に神域が広がる日本の信仰空間であり、参拝の順路は鳥居、参道、手水舎、拝殿、社務所へとおおむね全国共通に並んでいる。全国の神社を巡ってきた立場から見ると、この配置は単なる見取り図ではなく、外から内へと神聖さが高まる道筋そのものです。
祝詞とは|大祓詞・祓詞の種類と唱え方
祝詞とは|大祓詞・祓詞の種類と唱え方
祝詞は、神道の祭祀で神前に唱える言葉であり、文体や措辞、書式に固有の作法を持つ言語文化です。天岩戸神話の太祝詞言に起源を求められ、延喜式巻八には27編が収められてきたように、長い時間をかけて場面ごとに分化してきました。
荒神とは|台所の火の神・三宝荒神とかまど神信仰
荒神とは|台所の火の神・三宝荒神とかまど神信仰
荒神は、台所やかまどなど火を使う場所に祀られる火の神で、火除け・火伏せに加えて家内安全や家庭繁栄まで担う両義的な神格です。古事記・日本書紀の竈神の記事と神社の由緒書きを照合すると、台所の素朴な御札の背後には、荒ぶる神霊の性格と神仏習合の重層構造が折り重なっていることが見えてきます。
道祖神とは|村境を守る神とサルタヒコ習合の謎
道祖神とは|村境を守る神とサルタヒコ習合の謎
道祖神は、村境や峠、辻に立って外から来る疫病や悪霊の侵入を防ぐ境界の守り神であり、もとは「さえぎる神」として祀られてきました。平安時代の文献に見える男女二体の木人形からも分かるように、その信仰は古く、のちには縁結びや旅の安全、子孫繁栄へと役割を広げています。
東国三社めぐり|鹿島・香取・息栖の回り方と三社守
東国三社めぐり|鹿島・香取・息栖の回り方と三社守
東国三社めぐりとは、茨城県の鹿島神宮・息栖神社と千葉県の香取神宮を巡る参拝で、国譲り神話に登場する武甕槌大神、経津主大神、久那戸神・天鳥船神の役割が一本の線でつながる巡礼です。
出雲大社の回り方と二礼四拍手一礼の作法
出雲大社の回り方と二礼四拍手一礼の作法
出雲大社は、島根県出雲市に鎮座する大国主大神を祀る社であり、一般的な二礼二拍手一礼ではなく二礼四拍手一礼で拝む神社です。初めて参拝したとき、勢溜の大鳥居から参道が下っていく珍しさに驚き、祓社を素通りしかけて引き返したことがありました。
商売繁盛の神社|稲荷と恵比寿の信仰とご利益
商売繁盛の神社|稲荷と恵比寿の信仰とご利益
稲荷神と恵比寿神は、商売繁盛や五穀豊穣にご利益がある神として並び立つ存在であり、この記事ではその違いを由来から参拝時期、縁起物、業種との相性まで一気に整理します。全国500社以上を巡るなかでも、商売繁盛を願う人がまず稲荷か恵比寿かで迷う場面には何度も出会いましたが、その迷いは珍しいものではありません。
玉串奉奠の作法と玉串料|初穂料との違い
玉串奉奠の作法と玉串料|初穂料との違い
玉串奉奠とは、榊の枝に紙垂や木綿を結んだ玉串を神前に捧げる儀礼で、仏式の焼香にあたる所作です。神前式、お宮参り、七五三、厄払い、地鎮祭から神葬祭まで慶弔の場で行われ、人と神を結ぶ供物としての意味を持ちます。
神楽と巫女舞|神事に奉納する舞の種類と意味
神楽と巫女舞|神事に奉納する舞の種類と意味
神楽は、神に奉納する歌舞の総称であり、宮中で行う御神楽と、神社や民間で伝わる里神楽に大きく分かれます。神社の祭りで目にする舞が神楽なのか巫女舞なのかは混同されやすいですが、巫女舞は神楽の中の一分類として整理すると、名前と意味の重なりがすっきり見えてきます。